OpenClawにはサブエージェント(Subagent)機能があり、複雑なタスクを複数のエージェントに分担させることができます。この記事では、サブエージェントの仕組みと活用方法を解説します。
サブエージェントとは?
サブエージェントは、メインのOpenClawセッションから独立して動作するAIエージェントです。以下の特徴があります:
- 独立したセッション:メインセッションとは別のコンテキストで動作
- タスク特化:特定のタスクに集中して処理
- 非同期実行:バックグラウンドで動作し、完了時に通知
- 異なるモデル:タスクに応じて異なるAIモデルを使用可能
サブエージェントのユースケース
1. コーディングタスクの委任
大規模なコーディング作業をサブエージェントに委任できます:
ユーザー:このプロジェクトのリファクタリングをCodexに委任して
OpenClaw:Codexエージェントを起動してリファクタリングを開始しました。
完了したらお知らせします。2. 並列処理
複数のサブエージェントを同時に実行して、並列処理ができます:
ユーザー:A機能の実装とB機能の実装を並行して進めて
OpenClaw:2つのサブエージェントを起動しました。
- エージェント1:A機能の実装
- エージェント2:B機能の実装
両方が完了したら結果を報告します。3. 長時間実行タスク
時間がかかるタスクをバックグラウンドで実行できます:
ユーザー:全テストを実行して結果を報告して
OpenClaw:テスト実行エージェントを起動しました。
完了まで約15分かかる見込みです。サブエージェントの操作
サブエージェントの一覧表示
ユーザー:実行中のサブエージェントを教えて
OpenClaw:
実行中のサブエージェント:
1. codex-refactor-001(リファクタリング)- 実行中
2. claude-code-test-002(テスト実行)- 完了サブエージェントへの指示
ユーザー:codex-refactor-001に「type定義も追加して」と伝えて
OpenClaw:サブエージェントに指示を送信しました。サブエージェントの停止
ユーザー:codex-refactor-001を停止して
OpenClaw:サブエージェントを停止しました。サブエージェントの種類
Codexエージェント
OpenAIのCodexを使用したコーディング特化エージェント。新機能の実装や大規模リファクタリングに適しています。
Claude Codeエージェント
AnthropicのClaudeを使用したコーディングエージェント。コードレビューや複雑なバグ修正に適しています。
汎用エージェント
一般的なタスクを実行するエージェント。リサーチやデータ処理などに使用できます。
ベストプラクティス
タスクを明確に定義
サブエージェントに委任するタスクは、明確に定義しましょう。「〇〇を実装して」よりも「〇〇のAPIエンドポイントを〇〇の仕様で実装して」のように具体的に。
適切なエージェントを選択
タスクの性質に応じて適切なエージェントを選択しましょう。コーディングならCodexやClaude Code、リサーチなら汎用エージェントなど。
結果を確認
サブエージェントが完了したら、必ず結果を確認しましょう。AIが生成したコードには、意図しない動作が含まれる可能性があります。
まとめ
OpenClawのサブエージェント機能を使うと、複雑なタスクを効率的に処理できます。メインセッションは全体の管理に集中し、サブエージェントが実際の作業を行う分担が可能です。
特に大規模なプロジェクトや、複数のタスクを並行して進める場合に威力を発揮します。


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